返金は各保険会社および各ポリシーに基づいて手続きが行われます。
払い戻し方針は、加入した保険の種類や会社によって異なります。通常、購入者が保険証券を確認し、補償内容に満足できない場合は、全額返金を求めることができる「審査権」期間が10日間設けられています。ただし、この10日間が経過する前に保険が適用された場合、例えば、年間プランや旅行キャンセル保険に加入した場合、全額返金は不可能です。
各社とも、保険証券の文言に返金方針を明記しています。ご加入前に、お見積もり画面の「概要」をクリックすると、簡単にご確認いただけます。
ほとんどの会社は事務手数料を請求し、全額払い戻しの資格(ビザの却下など)がない限り、最低払い戻し額を定めています。
マルチトリップ(年間)保険:
一般的に、会社はマルチトリップ年間契約について、発効日(保険適用年の初日)が過ぎると、払い戻しを行わないようにしています。
スーパービザ保険:
通常、払い戻しは、購入した補償の全額を使用する傾向があるため、大きな懸念はありません。しかし、カナダのスーパービザでは、旅行期間が短い場合でも、365日の保険に加入することが義務付けられています。保険金請求が行われていない限り、未使用分の保険金の一部払い戻しは可能ですが、契約内容によって条件が異なります。
請求について:
未使用の保険(早期帰国時)の払い戻しは、通常、払い戻し時に保険金請求が発生していない、または発生する見込みがある場合にのみ可能です。このため、スーパービザをお持ちの方のように、早期に旅行を中止される予定の方は、返金の対象となる保険金を少なくするために、保険金の請求をしない方がよいかもしれません。また、夫婦で2つの保険に加入しておくと、一方の保険に保険金が請求された場合でも、もう一人の旅行者が保険金を請求した後に早く帰国する可能性があるので、返金対象が残るようにすることが望ましいでしょう。会社によっては、ご夫婦のために自動的に2つの保険番号を発行するところもありますが、そうでないところもあります。