「来年こそカナダでワーホリしたい!」と考えている方へ。
結論から言うと、2027年のカナダワーホリは「早く動いた人ほど有利」な年になりそうです。2026年シーズンは定員が夏前にほぼ埋まり、例年の感覚でのんびり構えていた方が間に合わないケースも見られました。
この記事では、2026年の動きを振り返りながら、2027年に向けて今からやっておきたい準備と、渡航前のやることリストをまとめます。
2026年ワーホリの振り返り:定員は6,500名、夏前にほぼ満員に
まずは2026年シーズンの主な数字をおさらいしましょう。
プール(抽選エントリー)受付開始:2025年12月19日
日本の初回抽選:2026年3月2日の週
日本の定員:6,283名(例年の約6,500名からやや減少。9月に150枠が追加)
6月上旬時点の残り枠:わずか115名ほど
以前は「9月末〜10月頃に定員に達する」のが一般的でしたが、2026年は6月の時点でほぼ枠が埋まっていました。「秋までに申し込めば大丈夫」という感覚は、もう通用しないと考えておきましょう。
2027年はさらに狭き門に?注目したい3つのポイント
① 2回目のワーホリも「同じ定員枠」を使う
2025年4月から、日本国籍者はカナダのワーホリに最大2回(合計最長2年間)参加できるようになりました。うれしい制度変更ですが、定員は1回目・2回目の合算です。2回目を希望する経験者が加わる分、初めての方にとっては競争が激しくなります。
② 学生ビザの削減で、ワーホリへの流入が増える可能性
カナダ政府は留学生の受け入れを段階的に絞っています。新規の学生ビザ発給目標は2026年が15万5,000件、2027年は15万件とさらに削減される計画です。
「学生ビザが取りにくいなら、ワーホリで行こう」と考える人が増え、ワーホリ枠への応募が集中することが予想されます。
③ カナダ全体で一時滞在者を減らす方針
カナダ政府は留学生の受け入れを段階的に絞っています。新規の学生ビザ発給目標は2026年が15万5,000件、2027年は15万件とさらに削減される計画です。
カナダは2027年末までに一時滞在者の割合を人口の5%未満に下げる目標を掲げています。実際に2026年シーズンは、オーストラリア(無制限→5,670名)やアイルランドなど他国の定員が大きく削減されました。日本の2027年の定員も、増えるより横ばい〜減少を見込んでおくのが安全です。
2027年シーズンのスケジュール予想
2027年シーズンの日程はまだ正式発表されていませんが、過去の傾向から次のような流れが予想されます。
時期 | 予想される動き |
|---|---|
2026年12月頃 | 2027年シーズンのプール受付開始(予想) |
2027年1〜3月頃 | 日本の定員発表・初回抽選 |
抽選後 | 招待状(ITA)受領→10日以内に受諾→20日以内に本申請 |
申請から約8週間 | 審査完了→許可通知から12ヶ月以内に入国 |
抽選は先着順ではなくランダムですが、プールに早く入るほど抽選に参加できる回数が増えます。受付が始まったらすぐにエントリーできるよう、今のうちに準備を整えておきましょう。
今からやっておきたい準備
申請書類をそろえておく
パスポート(滞在予定期間をカバーする有効期限があるもの)
犯罪経歴証明書(取得に時間がかかるため早めに)
英文の履歴書
資金証明(最低2,500カナダドル)
費用を見積もる
ビザ申請費用は合計369.75カナダドル(IEC参加費184.75ドル+就労許可費100ドル+バイオメトリクス85ドル)。これに航空券、初期の家賃、保険料、生活立ち上げ資金を加え、渡航時点で最低でも50〜70万円程度は用意しておくと安心です。
学校に通うか決める
カナダのワーホリでは、最長6ヶ月まで学校に通うことができます。「最初の数ヶ月は語学学校で英語力を上げてから仕事を探す」というプランも人気です。英語に不安がある方は、渡航前に学校選びも進めておきましょう。
都市の選び方と生活コスト
都市選びは「稼ぎやすさ」と「生活費」のバランスがポイントです。
都市 | 最低賃金(時給) | 特徴 |
|---|---|---|
バンクーバー(BC州) | 18.25ドル | 日本人コミュニティが大きく初心者向け。自然も豊か。家賃は高め |
トロント(オンタリオ州) | 17.95ドル(2026年10月〜) | カナダ最大の都市で仕事の選択肢が豊富 |
カルガリー(アルバータ州) | 15.00ドル | 最低賃金は低いが州消費税(PST)がなく生活費を抑えやすい |
モントリオール(ケベック州) | 16.60ドル | 物価は比較的安め。フランス語環境 |
家賃の目安:シェアハウスの個室で月700〜1,000ドル程度。バンクーバーやトロントでは家賃がやや下落傾向にあり、ワーホリにとっては追い風です。
その他の生活費:食費・交通費・通信費などで月750〜1,100ドル程度が目安。家賃と合わせると、月1,500〜2,000ドル前後を見込んでおきましょう。
渡航直後はホームステイで生活に慣れ、その後シェアハウスに移るのが一般的な流れです。
ワーホリ保険は「必須」。加入期間に要注意
カナダのワーホリでは、滞在期間全体をカバーする医療保険への加入が条件です。入国時に保険の証明を求められることがあり、保険期間が滞在予定より短いと、就労許可の有効期間も保険期間に合わせて短くされてしまうケースがあります。
せっかくの1年間を無駄にしないためにも、保険は必ず「1年間(または滞在予定期間の全体)」で加入しましょう。
また、カナダの医療費は非常に高額です。救急外来の受診だけで数十万円、入院となれば数百万円かかることも珍しくありません。保険は「ビザのための書類」ではなく、現地で安心して暮らすためのお守りです。
BestQuoteでは、カナダのワーホリ条件を満たす保険プランを日本語で比較・ご相談いただけます。
まとめ:2027年のカナダワーホリは「早めの準備」がカギ
2026年は定員約6,300名が夏前にほぼ埋まった
2回目ワーホリも同じ枠、学生ビザ削減の影響もあり、2027年はさらに競争が激しくなる可能性
プール受付は2026年12月頃の開始が予想され、早めのエントリーが有利
保険は滞在期間全体で加入しないと、就労許可が短くなるリスクあり
「行きたい」と思った今が準備のスタートです。まずは保険選びから、一緒に準備を始めましょう。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。最新情報はカナダ移民局(IRCC)の公式サイトをご確認ください。