カナダワーホリが最長2年へ延長なるか?2025年のワーホリ解説も
カナダワーホリの基本
カナダのワーキングホリデー(ワーホリ)は、18歳から30歳までの若者が最長12ヶ月間、滞在・就労・学習を体験できる制度です。1986年に開始され、40年近い歴史を持ちます。ワーホリビザはIEC(International Experience Canada)プログラムの一環で、カナダでの就労が許可されるビザの一つです。
2025年のカナダワーホリ
2025年1月24日に募集人数が発表され、27日より抽選が開始されました。例年より少し遅いスタートとなりましたが、2025年も定員6,500名となりました。
日本人のカナダワーホリが2年に変更?!
最近、カナダ人が日本でのワーホリ滞在期間を最長2年に延長できる制度が開始されました。これにより、日本人のカナダワーホリも2年に延長されるのではないかという噂が広まっています。しかし、現時点(2025年1月時点)では日本人のカナダワーホリ期間延長に関する公式な発表はありません。
韓国人は4年に!他国の最新ワーホリ事情
カナダと韓国の間では、新たなユース・モビリティ協定が締結され、韓国人はカナダでのワーホリを最大2回、各回最長24ヶ月(トータル4年間)まで参加できるようになりました。
一方、日本人のカナダワーホリは現時点で最長12ヶ月のままです。2025年1月現在の各国民のカナダワーホリ年数表です。
イギリスと韓国にワーホリ期間が延びたのはここ2.3年で起こったことです。また、カナダ国民が日本でワーホリをする場合の期間が2024年の終盤に1年から2年されるという発表がありました。もしかすると日本人のカナダワーホリ期間が延長される日も遠くないかもしれません。
日本人のワーホリビザが2年間発行された例
現在、日本人のカナダワーホリビザは最長1年間とされていますが、実際に2年間のビザを取得した事例もあります。これはカナダ移民局のミスによるものですが、実際、弊社のお客様の中には、ビザ取得時に国境オフィサーから「何年分のビザが欲しいか?」と尋ねられたという報告もあります。
現時点では日本人が2年間のカナダワーホリビザを取得した事例は確認されていませんが、今後、他国との協定変更などにより、ワーホリ期間が延長される可能性もあります。
セカンドワーホリとは?最長3年のワーホリが日本人でも可能!
日本人がカナダでの滞在期間を延長する方法の一つに、RO(Recognized Organization)ワーホリがあります。セカンドワーホリとも呼ばれています。この制度を利用することで、最長3年間の滞在が可能となります。ROワーホリは、カナダ政府が認定した組織(例:International Exchange Program, SWAP Working Holidays, GO International, Stepwest など)が運営するワーキングホリデープログラムで、通常のワーホリ枠を使い果たした人や抽選で落選した人にもチャンスがあります。
ROワーホリの特徴
対象年齢:18〜35歳
申請方法:認定組織(RO)を通して申請
応募時期:年末からWaitlistに登録、ビザ発行のための抽選は1月から開始
費用:$1,400∼(日系エージェント経由の場合、$4,000∼$6,500)
エージェント利用:日系エージェントを通して申込可能、日本語対応でビザ取得率が高い
ROワーホリと通常のワーホリを併用すれば、最長3年間の就労ビザが取得でき、もし日本人のカナダワーホリが2年に延長された場合、最大4年間の滞在が可能となり、カナダでの就労機会が大きく広がります。
無駄にしないで!ワーホリの活用の仕方
ワーホリ期間中は、語学学校への通学、現地での就労、ボランティア活動などを通じて、多彩な経験を積むことができます。これらの活動により、語学力の向上や国際的な人脈の構築が期待でき、ワーホリを有効に活用できます。
カナダでは、ワーホリ中に最大半年間語学学校に通うことが可能です。語学力を高めつつ、できるだけお金を稼ぎたい場合は、ビジターとして入国し語学学校に通い、その後ワーホリビザに切り替える方法もあります。また、ワーホリビザには雇用主数に制限がなく、仕事を掛け持ちすることも可能です。
さらに、カナダの永住権(PR)の取得を視野に入れてワーホリビザを活用する人も増えています。永住権取得にはカナダでの職歴が重要となるため、ワーホリをどのタイミングで利用するかは非常に重要なポイントです。
ビザに関する詳細な情報は、専門の有資格者コンサルタントにご相談ください。
ワーホリ中の医療保険のことならBestQuote
BestQuoteでは、ワーホリおよびROワーホリ中の緊急医療保険を提供しています。カナダ移民局の条件にも適合しており、ビザ発行時のミスを防ぐためにも、ワーホリ保険には余裕をもって申し込んでおきましょう。
ワーホリ保険に関するご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。